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09)2022/9/16-9/18 瑞牆山/増冨温泉・韮崎旭温泉
瑞牆山登山(2日目)の行程・地図の詳細は→ヤマレコ 
[速報版]
●1日目 9/16 午後発前泊(リーゼンヒュッテ)、増冨の湯
1) 鳥海山から戻って体を充分休める間もなく、秋の山旅第二弾に来ています。来週は医者とワクチンが控えていて、折角の連休続きを使うなら今週しかない。◼️目的は瑞牆山です。みずがきやま、と読みます。奥秩父山塊だが、その西端。すぐ隣は八ヶ岳と南アルプス。台風が接近していて、ギリギリ間に合うかと思ったが、うーん。天気は微妙です。◼️秋の登山シーズン。しかし花は終わり紅葉には早い。となると展望の山。当初は八ヶ岳のつもりだったんです。展望と言えば蓼科山(長野県)。しかしGoToが再開されず県民割の延長となり、適用県である山梨県に浮気するか悩む。瑞牆山は近くのラジウム温泉(増富温泉)が何より魅力だった。以前調べた時はすいている温泉街だったので、ぼやぼやしていたのがいけなかった。宿はあっという間に満員になってしまったのだ。電話予約しか受け付けていない宿にも聞いてみたが、県民割の延長が発表されてすぐ満員になったという。山梨県は既予約分への割引適用を認めていないので(県によって違う。群馬は適用する)、皆が延長の発表を待ち構えていたのだ。さてどうするか。今さら蓼科山に戻すのもしゃくである。八ヶ岳といえば、大部分が長野県だが、赤岳は山梨県との県境だ。山梨側に泊まって登れないか。これはハード過ぎる。では瑞牆山の代替宿は?温泉は? 麓は韮崎なのだが、ここには日帰り専用だが行ってみたい温泉(旭温泉という泡々の湯)があったことを思い出す。下山してからでは間に合わないので、ラジウム温泉宿の代わりに韮崎のビジネスホテルに泊まって、翌日、旭温泉に入る。ラジウム温泉の方は日帰り施設はあるが、バスの時間の関係でが入る時間がない。しかしここまで来たなら少しでも浸かりたい。登山口の近くにペンションがあるのを見つけて、前泊とする。これなら時間が取れる。そして、今、そのペンションにいる(写真)。なんだか、ラジウムと泡々と二つにはいるという温泉がメインの計画となってしまった。日帰り可能な山に2泊とは、県民割がなければ考えもしなかったろう。しかし、午後発の前泊はのんびりできている。このペンションも、携帯は圏外でテレビもBSのみだが、意外に快適である。ただ泊まるだけ、と言うのも癖になりそうだ。明日、瑞牆山に登る。台風が問題だが。(19:58)
●2日目 9/17    瑞牆山 ★韮崎駅前のビジネスホテル泊
2) あれが瑞牆山。途中まで来た。登れるのかな。(9:53)
 3) 無事下山しました。これが山頂。先ほどの写真のてっぺんです。この直前に霧が晴れていたがスマホのシャッターが切れなかった。今回はかなりハードだっただけに、その絶景に感動でした(後程御見せします)。このあと、温泉で疲れた身体を癒します。天気はまだもっていて幸い。(15:14)
4)瑞牆山(標高2230m)から南アルプス方面。写っているのは甲斐駒ケ岳かな。大展望で評判のこの山ですが、なる程と思ったのは、頂上に立つまで全く展望がないんですね。谷沿いの岩場が延々と続き、高度感はないけど半端じゃない鎖場ばかりで、体力より筋力を必要とされ、いい加減いやになって来たところで、いきなり飛び出す絶景。天気は下り坂だったので真っ白かなと思っていたのですが、時たま霧が晴れ、数秒ごとにコロコロ景色が変わりました。写真はその中の一瞬です。山頂からの展望はそう滅多に拝めるものではなく、ピークを目指すばかりが山ではない、花や森や草原だと、つい言ってしまうのですが、こういう光景を見てしまうと、やっぱり山頂を目指してしまうんだろうな。(21:24)
●3日目 9/18    後泊 韮崎旭温泉など村歩き
5) 韮崎のビジネスホテルで目を覚ましました。雨。今日は歩いて1時間のところにある温泉に入るだけだから、猛暑よりはまし。県民割りに惹かれて選んだこの旅だったが、クーポン券を手にして見ると使い途に困ってしまう。昨晩の夕食は、スーパーで缶ビールと惣菜売場の2割3割引のものを食べきれないほど購入して1,018円也。18円でこれだけ食べられれば言うことない。しかし、あと3000円を何に使うか。困った。(8:51)
6)秋の山旅第2弾の瑞牆山のまとめです。2泊3日の割には山と温泉以外は中身がなかったかな。初日は夕方着で泊まっただけ、3日目は昼には帰途についたのでこんなものか。2泊とも温泉宿ではなかったせいなのか。それでも山と温泉以外も、印象に残ったことがあるので記しておく。山梨県の韮崎市周辺という甲府盆地の北西端を初めて訪れたわけだが、山側(北側)には点々と山村が山の奥まで点在していたこと。バスで1時間を超えても次から次に山村が現れた。開発されているというより廃村にならずに残っているという感じ。それというのも一番奥に増富温泉郷という大正以来の著名な温泉があるためだろう。観光バス路線とは別に生活バス路線が別会社によって走っているのに驚いた。■一方、韮崎市の南側はすぐ田園風景が広がっていた。3日目は台風の中、韮崎旭温泉へ1時間以上歩いて行った。この湯を求めて人が集まるというからどんなところかと思ったら、田園の真ん中にポツリとあった。隣は老人保健施設と歯医者。話を聞くと、亡くなった先代が老人保健施設のために温泉を掘ったら素晴らしい湯が出たということだった。歯医者は2代目なんだとか。温泉も色々ある。写真は、韮崎市の南側の田園風景。左下の赤いのは、鳥か、凧か、とおもったら、カカシだった。■そうそう、県民割のクーポン券の残り3000円は、韮崎駅前のスーパーで、国内産乾ワカメと日高昆布と鰹節と長野産どんこ椎茸を購入。これて半年は持つな。
韮崎と言えば、韮崎高校のサッカー強かった。今はどうなんでしょう。韮崎駅前には「ノーベル賞大村博士のふるさと」という大きな看板がそびえていました。大村博士は韮崎高校出身なんですね。「韮崎大村美術館」というのもあって、ついでに観賞してきたのですが、大村博士の収集した絵画等が市に寄贈されたものでした。ちょうど収蔵品の中から近現代の日本の女流作家たちの絵画が展示されていました。芸術家の支援者でもあったようです。大村博士の医学の業績の展示ももちろんありました。この日は雨で、富士山は勿論、南アルプスも八ヶ岳も見えませんでしたが、甲府盆地の端ということで三方を山に囲まれた景観は美しいでしょうね。近景しか見えない中でも、高原状になだらかに山へと広がっている光景は素敵なものでした。桃園も著名なようですね。あと気が付いたのは、武田氏の大きな城址があること。いろいろ見どころがあるので、また行こうと思います。また、近くには桃の花で有名なその名もズバリ「桃源郷」があり、その近くには、新府城址がある。当日、見つけたのはもう一つの城址で、そこより南西の山の上に白山城址という初期の山城があるようなのです。甲斐源氏の始祖のものだとか。このあたりは、かつては、甲斐の中心だったんでしょうね。(帰宅後 9/20)
 

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